身の程知らずにわたしを求めてくる男

身の程知らずにわたしを求めてくる男が後を絶たない。わたしと釣り合うとでも思っているのだろうか。緊張しながらわたしに近づいてきて、びくびくしながら自分のわたしへの思いをわたしに話す。聞いてあげてもいいけど、わたしがあなたの話を聞くために時間をとってあげたということだけで満足しなさいね。わたしの近くで顔を見ながら、一対一で話ができたというだけでもいい思い出でしょう。わたしの顔を鮮明に目に焼き付けておけば、あとになってわたしの顔を思い出しながらオナニーすることもできる。


ある男に聞いた話では、わたしのことを想像しながらオナニーすると、他の女、例えばAVを見たり、モデルなどの写真をみながらオナニーするのに比べて、射精までの時間がものすごく短いのだという。わたしのことを思い浮かべてオナニーすると、男はあっという間に射精してしまうそうだ。


わたしに告白するのはいいけど、わたしがそれを受け入れない場合、わたしはその男とは二度と二人きりでは会わないようにしている。だから男にとっては賭だ。自信がなければ、告白などしないで、思いを隠しながらわたしの周りにいればいい。わたしのからだに触れることができる可能性はゼロだけど、少なくとも近くからわたしの顔やからだを見続けることはできるから。