わたしの吐いた息

不細工な男から「絵美さんが好きです。付き合ってください」といわれても困ってしまう。必死なのはわかるけど、気持ちが悪い。そんな男はわたしのことを見るだけでムラムラしてくるのだろう。わたしが呼吸した息だって吸いたいのだろう。そうした男は、わたしの肌に触れただけで、もうペニスの先がヌルヌルになってくるはずだ。わたしに入れたくて懇願してくるのはいつものこと。冷たく拒否すると、男は落ち込むみたいだ。