たまらない気持ち

わたしのふとももを見ると、男たちはたまらない気持ちになるのだそうだ。脚の一部分をちょっと見せただけで男たちはわたしのからだを妄想し始める。わたしは肉感的ではない。どちらかといえば細くて背が高いほうだ。男好きのする顔なのだという。


こういう顔とからだに惹かれる男はたくさんいて、どこに行っても男が寄ってくる。男はわたしのからだを欲しがる。わたしの細いからだをまさぐって、わたしのからだにペニスを触れさせたくてたまらなくなるみたいだ。わたしのことが好きでたまらない男にとって、わたしの膣にペニスを挿入することは見果てぬ夢なのだろう。膣のなかでペニスを動かして、わたしのなかで射精したいわけ。そんな夢をかなえられる男は一握りだけ。わたしの写真を見ながらオナニーするのが精一杯のあわれな男たちが大部分だ。


いくらわたしのことを好きだからといって、ほとんどの男はわたしのからだを自由にすることはできない。わたしのことを勝手に好きになるのはご自由だけど、わたしはそうした男たちに興味を示すことはない。わたしに魅せられてしまった男たちの大部分は床のごみのようなものだと思っている。