ぴっちりとからだのラインが分かるピンク色の服

ぴっちりとからだのラインが分かるピンク色の服を着て街を歩いてみた。男たちに言わせると、小ぶりの乳房から細いウエストまでのラインが芸術的なのだそうだ。男たちの視線がわたしに集まるのが分かる。男たちはわたしの顔、胸のふたつのふくらみ、細いウエスト、長い脚、を順々に見ていくみたい。わたしに釘付けになるみたいね。男たちは何とかしてわたしのからだに触れたいのだろう。


私のうしろを歩いている男たちは、わたしの背中を見ながら、思わず勃起してしまうみたい。わたしのプロポーションを見ると、男は誰でも完璧なスタイルだと思うらしい。


こんないい女と付き合えたらどんなにいいだろう。こんないい女のからだに触れられたらどんなにいいだろう。こんないい女とセックスできたらどんなにいいだろう。こんないい女の膣のなかで射精できたらどんなにいいだろう。男たちはこう妄想する。男は歩きながら勃起し、亀頭がパンツと擦れ合う。亀頭の先がヌルヌルになってくる。先走り液がパンツを濡らしはじめる。


わたしの後ろ姿をずっと見ていたい男はわたしにさとられないように、わたしの後を追う。わたしに声をかけるわけでもなく、妄想を膨らませる男たちがなんて多いんだろう。いつまでも後を追えるわけでもないから、どこかで男たちはわたしの後ろ姿を追うのを諦める。その後は決まっている。男たちはわたしの後ろ姿を思い出しながらオナニーをするみたい。


妄想のなかで男たちはわたしの長くて細い脚に自分のペニスを擦りつけたり、わたしの引き締まったヒップの割れ目にペニスを挟んだり、わたしのうしろから襲いかかってわたしの膣にペニスを挿入して激しく動かしたり。そんな妄想をしながらオナニーする男たち。男って行動パターンが決まっている。