がまんしなくていいのよ

男ってすぐに射精してしまうのを恥だと思うのか、できるだけ射精を長引かせようとする。わたしに馬鹿にされるのをためらうのかもしれない。でも、わたしの膣のなかですぐに射精してしまう男もなんだかかわいい。そんなにがまんしなくてもいいのにと思う。


わたしのからだのなかに自分のペニスを入れられるのだから、わたしに恋い焦がれている男にとっては最高の気持ちでしょう。すぐに射精してしまわないほうがおかしいと思う。


だから、わたしは男がすぐに射精してしまったとしても大目に見ている。わたしのからだにペニスが触れただけで、挿入もできず暴発してしまううぶな男もいるけど、それはそれで面白い。稚拙な前戯をしているうちに挿入一歩手前で射精してしまう男。わたしのヴァギナの入り口と男のペニスが触れ合った瞬間に射精してしまう。あと少しでわたしの膣の奥までにペニスを入れられたのに、少しかわいそうにも思う。


わたしのことが好きで好きで仕方がないんだものね。どんなことをしてもわたしのことが欲しいんだものね。わたしに対する自分の愛は永久で絶対だと思っているんだものね。


でも、セックスは稚拙なのよね。わたしのことが好きで好きでたまらない男を虫けらのように扱うのはわたしにとって最高の快感なの。ごめんね。わたしとセックスできるところまでいくことで、男は絶頂感を味わっている。どんなことがあってもその瞬間を逃したくないと思っている。虫けらのような男がわたしみたいな女と少しの間でも擬似恋愛ができたのだから、本望でしょう。チャンスを一回与えてあげたのだから、その男とは二度と寝てあげることはない。


わたしが男を拒絶すると、男はあっけにとられるみたい。「何か悪いことでもしたのだろうか?」男はそう思うみたい。わたしがその程度の男と付き合うわけないのは最初っから分かりそうなものなのに。男って自信過剰なところがある。ずっとわたしと付き合えるとでも誤解していた男って実に哀れ。でもそんな虫けらのような男に夢を見させてあげたわたしってすごくやさしい女だと思う。ふふ。