ふたつの種類がいるみたい

わたしのことを欲しがる男って、ふたつの種類がいるみたい。


ひとつめは、わたしに恋い焦がれて夢中になっている男。こういう男は純粋にわたしのことが好きみたい。だから強引なことはしてこないし、わたしを歓ばせようと必死になってくる。純粋で、少しからかって見たくなる男たち。少しからだを接触させてあげただけで、もうわたしに逆らえなくなってしまう。


もうひとつめは、愛情とかではなく、とにかくわたしとセックスしたいという男。振ってあげた男が、このタイプに豹変してしまうことが多いんだけど、たとえわたしを力ずくで強姦してでもわたしのからだが欲しいと考える男たち。彼らはとにかくわたしのことが欲しいので、愛情とかそういうもので動いているわけではない。振られた腹いせみたいなものもあるんでしょうね。こうしたタイプの男の目的は、どんなことをしてでもわたしの膣に自分のペニスを挿入して射精したいということだけ。どうしても手に入れられないものをなんとしてでも欲しがる子供のようなもの。


でも、こんなことをして本当に心が満たされるのだろうか。


わたしが納得したうえで、わたしの膣でペニスを包み込んであげれば、最高の快感が得られるのに、無理矢理わたしの膣に入れて、それで男は満たされるのだろうか。きっとむなしいだけだと思う。