早漏くん

わたしとセックスするのだったら誰だって早漏になってしまうみたいなことを言われたことがある。

もちろん、がまんできなくてすぐに射精してしまった言い訳かもしれないけどね。


男に初めてセックスさせてあげるとき、期待もあるし、不安もないわけではない。何回かわたしのからだを抱かせてあげている男の場合だったら、どういうセックスになるのかが見当が付く。だけど、初めての男の場合、外見からだけではからだの相性や相手のセックスが分からないこともままある。


からだを最初にだきしめさせてあげた段階で、この男とはまず相性が悪いと思って後悔することもある。ただ、かわいそうだから、そう思っても、その場でセックスを切り上げることはしないことにしている。とりあえず、射精まではさせてあげるやさしさは持っているつもりなのよね。

そんなとき、その男が早漏だとラッキーだと思う。せがんでもセックスは2回やらせないから、最短1分ぐらいでその男とはサヨナラできる。


それにしても、射精の早い男は本当に早い。確かにわたしと抱き合えるのだから、男にとってはなかなか射精をがまんできないのでしょうけど、わたしの膣に入れる前に、射精してしまう男とか、入れることができても、ペニスを少し動かしただけで、射精してしまう男もいる。


そんな男たちのなかでも印象に残っている男がいる。手で軽くペニスを触っただけで、もうヌルヌルになってしまった彼。わたしが上に乗り、ペニスを膣にゆっくりと挿入させてあげた。その挿入感だけで彼はがまんできなかったみたい。一度腰を沈めて、そのあとペニスを膣から抜いたら、そこで彼は射精してしまった。動いたわけでも、膣で締め付けてあげたわけでもない。

わたしの膣に自分のペニスを入れられたというだけでもうがまんできなかったのだという。

まあ、挿入させてあげる前に、見つめ合いながらキスをさせてあげたり、いろいろと欲情させてあげたから、それだけでも精神状態的にも肉体的にも射精をがまんできる限界を超えていたのでしょうけど。

ただ、そこまでだったら、そんなに印象的ではないし、その程度の早漏男は何人か経験しているのだが、彼はあまりに快感が強すぎたのか、失禁してしまったのだ。要するに、射精したあと、おしっこをもらしてしまった。もちろん、わたしの膣の中でではなく、ペニスを抜いてからだけど。

そのときは許してあげた。よっぽど気持ちよかったんでしょうね。ちがうかな。